当たり前だけど

イタリアで女性らしくないと貶されたことは一度もなくて、いいところだなあと思います。一緒に勉強している生徒さんたちは全員違う国籍ですが人のあり方に口を出す人はひとりもいません。


私は日本でイメージされる女性というものに自分が当てはめられることにずっと違和感がありました。小さい頃はスカートもピンクも嫌いでした。今でもあなたは女性なんだから……と言われるとは?と思うし、性自認は女性だけど、女性だからなんなんだよと思います。


お化粧は好きです。きれいな服を着ることはもっと大好きです。でもそのために痩せたりつるつるの肌を維持しようとは思わない。自分の身体がなんとなく自分の中でいいコンディションで、TPOに合っていて、何より自分がやりたいと思っているときにします。

あらゆる性の人に「なんでお化粧しないの?」って聞かれます。怒られることもあります。ものすっっごく悔しいし悲しい。別にいいじゃん。あんたが私のすっぴんを見て目が潰れて死ぬならやるよ。でもそうじゃないじゃん、っていつも思います。


私は昔罹った病気の名残で脚にプツプツと隆起している部分があって、そこをカミソリで剃るともちろん血が出ます。あと乾燥してガッサガサになります。だから脚の毛は剃りません。ない方が気持ちいいけどあっても困らないし、いつか機会があったら脱毛してもいいかなあくらいに思ってます。

女なんだから毛ぐらい剃れよって私の脚を見て言った人全員覚えてます。私の脚の毛を見て目が潰れて死ぬなら剃るけどそうじゃないことを知ってるので剃りません。


こっちに来てから腕毛も剃ってないけど誰も何も言わないし、リップも塗ってないけど誰も何も言わない。

めっちゃ生きやすい。

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